Apple診断士の日記

Apple製品に囲まれたコンサルタントの仕事の日々ー

Apple診断士が感じるApple製品の魅力

私は幾つものApple製品に囲まれて生活しています。

パソコンはMacスマートフォンiPhoneタブレットiPad、時計はApple Watch...というだけでなく、同じパソコンでも自宅ではMac Studio、外出用にはMacbook・・・と同じカテゴリーでも複数持ちしているものもあります。

もちろん、私よりずっと多くのApple製品を所有されている方もたくさんいらっしゃいますしが(羨ましい・・・)、新製品にはつい手を出してしまいがちな、「愛好者」から「中毒者」に踏み出しつつあるなと自負しています。

最近、iPhone11からその役割を引き継いだiPhone14Pro。
使う機能はほとんど変わらないけど不思議とテンションが上がる・・・。

 

ー思い起こせば、初めてApple製品を買ったのは2011年のiPad 2でした。東日本大震災という未曾有の大災害を経験し、妻が「離れ離れの家族同士がもっと身近につながっていられるように」と親戚世帯分のiPadを買ったのがきっかけでした(妻は当時から偉大・・・)。

その後、翌年2012年頃にiMacを購入して次第にApple製品にはまっていきました。

 

当時は、仕事上で必要な書類はまだまだMicrosoft Officeが主流でした。そして、Mac版のOfficeは残念ながらWIndowsのそれと比べると性能は限定的で互換性も高くなく、決して使い勝手は良くありませんでした。そのため、当時は会社員だったこともあり、職場ではWindows端末を使用して仕事用資料を作成し、自宅ではMacを使って動画やWeb視聴、家庭内資料の作成をする、といった使い分けをしていました。

 

でも最近はOffice365の互換性は大きく改善されて、GoogleドキュメントなどOSに依存しないアプリの普及も重なって、アプリの使い勝手や互換性に関する不便を感じることは(私の仕事の範囲では)なくなりました。

パソコンの位置付けが「資料を作成したりネットで調べ物をするためのスタンドアローン端末」から「インターネットを通じてコミュニケーションをするための端末」に変化してきたことも、OSに依存しないアプリが増えてきたことの一因でしょう。

そして、私がApple製品に魅力を感じるのは、まさにこうしたコミュニケーションツールとしての使い勝手の良さゆえです。

 

Apple製品は、いろいろな人とやり取りをするツールとしてはもちろん、Apple製品同士の連携=コミュニケーションがとても優れているのです。

 

例えば、iPhoneBluetooth接続したAirpodsで音楽を聴きながらMacで仕事をしている場面ー。iPhoneに電話がかかってきたらその通知がMacにも表示されるので、Mac上でボタンを押せば受電することができます。その際、自動的にAirpodsの接続がMacに切り替わってくれるので他に必要な操作は何もありません。さらに、電話応対しながら自分がやらないといけないことをMacのリマインダーに登録していくと、即時にiPhoneのリマインダーにも反映されます。電話が終わり、電車で移動中に「さっきの電話の内容確認しよう」と思ったら、わざわざMacを取り出さなくてもiPhoneをみれば良いわけです。

そしてそのリマインダーは、あらかじめセットされたタイミングや場所でApple Watch上でも通知してくれます。

例えば、西友で調味料を買って帰る必要がある時に、西友の近くでリマインダーが通知してくれるようにiPhoneで設定しておけば、Apple Watchがそれを知らせてくれるのです。

Apple製品は、純正アプリのインターフェイスが端末間でほとんど相違ないので、見やすさという点でもストレスを感じることがありません。

これだけではありません。Macを買い換えた場合も、移行アシスタントを使えば、ごくごく簡単な手順かつ30分程度で旧端末と同じ使用環境を新端末で再構築できます。業務引き継ぎの「コミュニケーション」も完璧です。

M1MBAからM2MBAへのデータ移行。保管データが300GB程度経ったこともあり約30分で完了。
それにしても、この記事内の写真だけで2022年発売のApple製品が2つ・・・。

個々の性能の高さではWindows端末の方が優れたものもありますし、設定次第ではWindows端末でも同様のことができるでしょう。

でも、お客さまとの間、Apple製品同士の「コミュニケーションのスムーズさ」はApple製品ならではだと思っています。「エコシステムってこういうことか」と良くわからなかった経営用語が腑に落ちたのも、まさにApple製品のおかげでした(笑)。

 

こんなApple製品に囲まれた日々の生活を、これからゆるく綴っていきたいと思います。